会社を辞めて個人事業主になって3年目。
左が個人事業主になった最初の名刺で、右が本を出版してからの名刺です。

商業出版した本の威力
本の表紙を印刷した名刺を渡しますと「この本は、山葉さんが書かれたのですか?」と、大抵は驚かれます。さらに、私の本を手渡すこともあります。本を受け取って私の名前を確認されますと、ビックリされて、「本を書かれたのですか⁉」と言っていただきます。
社交辞令もあるでしょうが、気分が悪いことはありません。正直なところ、嬉しいです。そして、「本を書いた人なら信用できる」というような雰囲気ができて、相手の方から、本の内容や、本を書いた経緯や私の経歴を聞いていただけます。面談のつかみができて、スムーズに本題に入れます。
本を出版したのが独立2年目でしたから、独立1年目は、左の名刺を使っていました。この名刺をお渡ししますと、「や・ま・は・さん?あなた、どなた様?」と、怪訝な顔をされます。そこで、会社員の頃の役職を小さく印刷して、「以前は、〇〇社の役員でした」と、昔の話をして繋いだりしました。もどかしく感じましたが、そうでも言わないと、目の前の私を認識できないようでした。
会社員であった時は、名刺に書かれている社名は当たり前であって、そのありがたみを感じたことがありませんでした。しかし、社名、つまり会社の看板の信用は絶大だったということです。独立して身に沁みて分かりました。その上で、出版した本が、会社の看板と同じような効果を生み出すことも実感しました。相手の信用を得るための強力な味方となります。
商業出版した本に、どうして威力があるのか
どうして、商業出版した本にそのような力があるのでしょうか。
それは、商業出版が希少なものだからです。
東大に進学する割合より低いと聞きました。私の出身高校の同級生は400人強、東大進学者10人強に対して、単著の商業出版は私が5人目です。しかも、卒業後45年です。
それと、出版社という信用力が後ろ盾にあるからです。
商業出版は営利事業ですから、出版するか否かを決めるのは出版社です。その審査を通過した内容であるということです。
個人事業主に絶大な商業出版の効果
個人事業主にとって、商業出版の効果は他にもあります。
- メディアやインタビューの機会が増え、さらなる露出を得ることができます。このHPでも紹介していますが、東洋経済オンライン、ZUUオンラインの記事になりましたし、SBS静岡放送のラジオにも電話出演しました。「経営と理念」という雑誌にもインタビュー記事が載りました。
- 読者さんから、講演やコンサルティングの依頼をいただきます。このHPで紹介しています講演実績の半数は、書籍があったから実現しました。また、社外顧問の1社は読者さんからの依頼でした。
- 専門家や有識者との交流の機会が増え、彼らの専門知識や経験を共有することができます。これにより、私自身の情報量が増えて、新たな価値提供が可能になります。
これらの理由から、商業出版は個人事業主にとって非常に重要な戦略であり、ビジネスの成長や成功に向けた看板となります。
尚、本ブログで紹介しました「誰とでもどこででも働ける 最強の仕事術」は、Amazon、楽天ブックス あるいは リアル書店でお求めできます。
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bbb